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6月一般質問:岩本誠

  • forumkodaira
  • 8月13日
  • 読了時間: 3分

2025年6月期の一般質問について紹介させていただきます

1,SAFによる資源循環の火を消さないために

SAFとは持続可能な航空燃料のことで、廃食油やサトウキビ等から生成される燃料のことで、従来の石油由来の航空燃料に比べ温室 効果ガスの排出量を大幅に削減できるメリットがある。

 欧州に続き日本での動きも活発化してきており、令和6年12月に大阪府堺市に精油設備の建設が完了し、令和7年に本格稼働始めた。東京都も東京2025デフリンピックで来場した選手をクリーンな燃料で飛ぶジェット機で送っていくために廃食油を回収するキャンペーンを進めることになった。小平市でも5月11日から市役所・地域センター等24拠点で期間限定で廃食油回収が行われるようになった。

 市の答弁で、小平市の家庭から廃食油の推定量は百50トンでそのうち回収できているのは0.4%で、700㎏程 度に過ぎないことが分かった。航空燃料として再生できるものを、固めて捨てる、新聞紙に吸わせて捨てる、という家庭も多い、なんともったいないことか。

 まずはしっかり広報活動をして、市民一人ひとりが参加しやすい事業にしてもらいたい。回収方法も従前は、リサイクルセンターに持ち込んで油を個別に注ぎ込むところまで市民の皆さんにお願いしていたが、ペットボトルにいれてそのまま投函してもらうことで参加の障壁が格段に下がっ ている。 まだ、道半ばであるが、自分が使った廃食油で 飛行機を飛ばすというスケールの大きい資源循環活動に、是非参加してほしい。そして参加市民の声をもって、資源循環の火を消さないよう進めていきたい。

2,補助金の見える化と電子申請状況について

補助対象品目も複雑になっている。また予算上限に数か月で到達し終了とな る人気の事業もあり、 補助金申請する予定が既に予算オーバーで間に合わなかったという声をよく伺う。 まずは、補助金制度を知らなかったという人をより少なくすること、公平公正に、かつ効率的に制度を進めることを目的に、一般質問として取り上げることにした。 具体例として、①自転車乗車用ヘルメットの補助金②省エネ家電 等買換促進補助金③自動通話録音機の貸し出し、について問題点と改善点を示した。 特に3年間継続している①自転車乗車用ヘルメットの補助金に関しては、市内自転車店舗以外、ネットショップで購入したものも対象にすること、手続きを電子申請可能とすること② 省エネ家電等買い替え促進補助金では、公平公正性を保つために現状の先着順から抽選式を検討すること③自動通話録音機の貸し出しについては、防犯効果が高いことから希望する全世帯に対応することを提案した。

 総論として、デジタルでの情報発信として、誰もが必要な時に、市 の補助金一覧やその最新状況が確認できる 「補助金ガイドページ」 を作成することや、申し込んだ補助金申請の状態がわかる機能を新 設することも併せて提案した。今後DXの力で 「見える化」が一層進むことを期待する。また紙面での発信として、市報こだいらと市民便利帳に補助金一覧を特集掲載することも有効と説明した。

 
 
 

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