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6月一般質問:岩本誠

【令和5年6月定例会】


1件目:Wi-Fi導入計画の確認と改良について


「すべての人に居場所と出番を」をテーマにかかげて、その手段として、人が集まる場所に、集めたい場所に無料Wi-Fiを導入すべきと公約してきました。また東京都で防災面をした意識した新方式のWi-Fi導入計画が検討されていることを勘案して質問しました。

そこで、避難所(住居等を喪失するなど引き続き救援・救助を必要な方が生活の場として避難する場所)と福祉避難所(要配慮者の方々が、状況に応じた医療や介護等の必要な支援を受けられる場所)について、順次無料Wi-Fiを導入すべきと質問したところ、今年度はデジタル活用拠点を中心に順次整備とのことで具体的には公民館分館9館を整備すると回答がありました。また、打ち合わせやプレゼンテーションで使用することの多い中央公民館の既設無料Wi-Fiの制限時間60分についても、改良できないか調査いただくことになりました。

また、喜平図書館にも試行導入されるとのことで、その結果をもって、展開提案していきたいと思っています。

 さらに、つながる東京(東京都デジタルサービス局検討中)で標準化されるOpenRoaming方式* で避難所等への導入も語られており、小平市でも、この計画に追従していくよう提案いたしました。


*OpenRoaming方式とは、ひとつのアカウントが世界中で利用でき、 自動接続で利便性が高く、偽基地局や盗聴に対しても安全な 公衆無線LANなどを実現しようとするもの


2件目:市民目線で農ある小平の実現に向けて


農業に触れ合える環境づくりと地産地消の観点から大切にしたいのが、市民菜園、体験農園である。新型コロナ禍の状況もあり、体験農園の区画も拡大されているが、キャンセル待ちの方も多くでていると伺っている。マイペースで安価に野菜づくりができるのは、市民菜園のいいところ、野菜作りの基礎からならえ、それを通じて仲間づくりができるのは、体験農園のいいところ、である。それぞれメリットがあるため、どちらも、残したい文化と考えて質問しました。

回答で、令和4年度で市民菜園の倍率が、1.69倍と過去最大になっていること、体験農園においても、区画利用率ほぼ100%のとのことで、市民の人気が格段に上がっていることがわかりました。

この状況だからこそ、地産地消、食料自給率向上をにらんで農園を「小平ブランド」に仕上げることを提案いたしました。

また、料金を抑え、運用管理も中間的な農園の提案したところ、今年度より新たな仕組みを検討中とのことです。この、仮称市民農園は、広く支持をえる内容と想定しますので、周知広報活動も含め、これから注視して参ります。


3件目:津田梅子さんをいかしたまちづくりについて


2019年4月9日政府発表では、2024年度上期発行の5千円札のモデルに津田梅子さんが採用となり、いよいよ来年度発行となります。まさに、これから、ニュース、マスコミでも、取り上げられる機会が多くなることが予測できる。今こそ現実的に体制を整える時期と考えて質問しました。

回答では、新型コロナウィルス影響でイベント等が縮小していたが、市民の意見を大学側等に伝え、協議することになりました。

津田梅子さんの業績は、男女共同参画の精神に通じるものも多いので、産業活性化以外にもパネルディスカションなどして計画することも大切だと思います。

同時期に1万円札に印刷される渋沢栄一さんの深谷市の動きも視野にいれて、今から頭の体操をしておかなければならない。

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