6月議会一般質問:中江美和
- 8月3日
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【令和8年 6月定例会一般質問】
1件目:子育て・教育で選ばれるまちをさらに進めるべき
少子化が進行する中、市には「選ばれるまち」としての戦略がこれまで以上に求められている。小林市長も公約において「子育て・教育で選ばれるまちづくり」を掲げているが、今後は従来の施策にとどまるのではなく、他自治体との差別化を意識した、より戦略的な少子化対策及び、子育て施策を進めていく必要があると考え、質問した。
1,小林市長は、公約において「子育て・教育で選ばれるまちづくり」を掲げているが、その実現には、他自治体と比較しても、小平市ならではの特色ある独自施策を展開していく必要があると考えるが、市の認識を伺う。
【市長答弁】
本市は、小平グリーンロードをはじめとする豊かな緑に恵まれていることや、災害のリスクの少ない平坦な地形という特色があり、子育て世代にとっても住みやすい環境が整っている。独自施策展開の認識でございますが、子育て・教育で選ばれるまちづくりを推進していくためには、まずは多様なニーズに応えることができる子育て支援施策が充実し、安心して子育てをする環境が整っていることが必要。その上で、選ばれるまちとして、他の自治体と比較してより優位に立つためには、他にはない本市ならではの独自施策により、差別化を図っていくことも必要であると認識している。
【中江】
「小平市だから子育てしたい」「小平市を選びたい」と思ってもらえるよう、特色ある独自施策や、差別化戦略を具体化していくことを求める。
2,現時点において、他自治体と比較した際の、子育て施策における小平市独自の施策を伺う。
【市長答弁】
こども広場事業、子育てコンシェルジュの配置、地域におけるこどもの居場所事業、若者の力を活用し
たこどもの遊びの機会の創出事業、こどもサポーター事業、ティーンズ相談室の設置などがある。
【中江】
子どもの居場所については、市内の児童館が東側に1館、西側に2館という状況の中で、中央エリア周辺にお住まいの方から、「児童館のような子どもの居場所が欲しい」との要望をこれまでも継続して伺っている。さらには、長引く物価高の影響により、経済的支援の充実や、多様な保育ニーズへの対応を求める声も多く寄せられている。市民が求めている施策と、市が展開している施策がマッチしているのか、ニーズを把握しながら、子育て世帯への施策を一歩ずつ前進させていくことが重要であると考える。
直近、市民の方から要望をいただきましたので、東部公園プール及び萩山公園プールの利用終了に伴い、夏休み期間限定でも、近隣自治体の屋外プール施設や、民間プール施設と連携し、利用割引券や無料利用券等の配布を検討して頂きたい。
3,令和7年6月定例会において、3歳児から5歳児の幼稚園給食費及び保育園副食費
の無償化について提言した。その後の検討状況について伺う。
【市長答弁】
幼稚園給食費及び保育園副食費の無償化は、市では現在、国や東京都の動向を注視しているが、その後新たな動きはなく、現状においては公平性の観点や財政への影響などから、無償化は困難な状況であり、引き続き、国や東京都の動向を注視していく。
【中江】
経済的支援策の一つであること、もう一つは、小平市私立幼稚園協会からの長年の要望であり、これは本当に喜ばれる施策である。
社会全体で子育てを支えていくことは、大変重要であります。私自身、子どもが幼かった頃は、「日本社会は子育てに冷たい」と感じる場面も少なくありませんでした。
しかし、今は時代が変わって来ている。だからこそ、行政から「一緒に子育てを支えます」「子育て世帯を応援します」というメッセージが、施策を通じて伝わることには、大きな意味があると考えています。小平市においても、「小中学校給食費の無償化に続き、幼稚園給食費・保育園副食費の無償化へ」というメッセージを掲げられるまちになって頂き、是非、実施に向けた前向きな政策判断を検討頂きたいことを要望する。
4,東京都のベビーシッター利用支援事業については、多摩地域においても導入自治体が増えている。多様化する保育ニーズへの対応策として、市として実施するべきと考えるが、市の見解を伺う。
【市長答弁】
この事業は、日常生活上の突発的な事情等により、一時的にベビーシッターによる保育が必要になった保護者に対し、利用料の一部を補助するもので、利用者の利便性の向上につながるものと認識している。引き続き、他自治体の実施状況などの情報収集に努めていく。
【中江】
ベビーシッター利用支援事業を小平市で実施することによって、待機児童対策を補完する施策として、子どもが認可保育園等に入園できるまでの間として、特にベビーシッター利用支援事業の事業者連携型は有効と考える。すでに事業者連携型については10市で実施している。その上で、既に多くの自治体が実施していることを踏まえれば、情報収集の段階から、一歩踏み込んで、導入に向けた具体的な検討を進めるべきと提言しました。
5,幼稚園等へ通園する保護者の経済的負担軽減を図るため、近隣自治体の事例を参考に、市独自の私立幼稚園等入園料補助制度を創設するべきと考えるが、市の見解を伺う。
【市長答弁】
幼稚園を利用する世帯の経済的負担の軽減につきましては、 幼児教育・保育の無償化や、東京都の制度に市が上乗せをして実施している私立幼稚園等園児保護者補助金などにより、一定の負担軽減を図っていることから、幼稚園の入園料に限定した 市独自の補助制度を実施することは考えていない。引き続き、国や東京都の動向を注視してまいります。
【中江】
補助制度を小平市で実施した場合、対象人数は700人程度。多摩26市中16市で自治体で、市の財源で、補助や貸付など何らかの形で、幼稚園入園料の補助を実施しています。制度創設に向けた検討を進めるべきと提言しました。
6,市内保育園において、保護者等によるカスタマー・ハラスメントにより、職員の精神的負担や離職につながる事例があると伺っている。保育人材確保の観点からも、日野市の「日野市立保育園におけるカスタマー・ハラスメントへの対応に関する基本方針」を参考に、市として対応方針を策定するべきと考えるが、見解を伺う。
【市長答弁】
本年4月 に、小平市職員のカスタマー・ハラスメントの防止に 関する基本方針を策定した。この基本方針を基に、市立保育園に おいても、カスタマー・ハラスメントヘの対応を図ることができること から、保育園に限定したカスタマー・ハラスメントヘの対応方針を 別途策定することは考えていない。
なお、 私立保育園においては、それぞれがカスタマー・ハラスメントの 防止に取り組む必要があるものと認識しており、基本方針の策定などに 取り組んでいる施設もあると伺っているが、すべての施設で取組が進むよう、必要に応じて市からも情報提供を行う。
【中江】
実際に、市内保育園においても、カスタマー・ハラスメントが原因で離職につながるケースが起きていると伺っており、職員が安心して働き続けられる環境整備は、保育人材確保や離職防止の観点からも重要であると考えます。だからこそ、「別途策定は考えていない」とするのではなく、日野市のような保育現場に特化した対応方針や、具体的対応例について、まずは研究・検討するべきと提言しました。
7,おはようスペース事業について、他校への試行実施を進めるべきと考えるが、市教育委員会の見解を伺う。
【教育長答弁】
昨年9月 から市立小学校3校で試行実施をしているが、 現在、これまでの利用状況や保護者へのアンケート調査等を分析、 検証するとともに、学校との意見交換を図りながら、ニーズが見込まれる他校への事業展開について、検討している。
【中江】
他校展開はどこで、開始時期など、今後の展開を注視する。
8,東京都は令和8年度予算において、朝の子供の居場所づくり事業を拡充し、小学生の夏休みの午前中に体力や生活のリズムを保つための体育館等での居場所づくりについても補助対象としている。市として東京都の補助制度を活用し、夏休み期間中の午前中の居場所づくりを実施するべきと考えるが、市教育委員会の見解を伺う。
【教育長答弁】
夏休み期間中の午前中の居場所づくりでございますが、 保護者の働き方の多様化や夏休みの児童の生活リズムの乱れを 抑制する観点からも、こどもたちが安全で安心して過ごすことができる、 学校施設を活用した朝のこどもの居場所は、有効であると 認識している。東京都の補助制度を活用した夏休み期間中の居場所づくりの確保に 向けて、熱中症予防策や実施体制の構築、見守り員の人材確保などへの対応策を研究していく。
【中江】
東京都の「朝の子供の居場所づくり事業」の拡充を活用し、この夏休みから、この取組が実現できれば、小平市は、夏休み期間中に校庭開放を合わせると、「朝から夕方まで学校で安心して過ごせる環境」が整う、大変意義のある取組になるからである。例えば、現在おはようスペース事業を実施している3校のうち、いずれかの学校において、夏休み期間中の午前中の居場所づくりについて、本年度から、もしくは、100歩譲って来年度からでも、試行実施の検討を要望する。
2件目:小平市民まつりは小平駅またはルネこだいら前から開催を
1,小平駅前または、ルネこだいら前から市民まつりを展開することについて、実行委員会等での要望や、これまでの検討状況を伺う。
【市長答弁】
小平市民まつりを小平駅前またはルネこだいら前から 展開することについての要望は、市民まつりの参加団体で構成する 小平市民まつり実行委員会において、 市民まつりの例年の会場である あかしあ通りの仲町及び学園東町 付近に加え、小平駅前周辺に拡大して開催をしたいといったご意見を伺っている。
これまでの検討状況は、市制施行50周年に 当たる平成24年に、市民まつり前夜祭を小平駅周辺で開催した際の 開催方法や、小平駅周辺で行われた他のイベント等の実施状況を 確認するなど、市民まつりの会場を拡大して開催する場合の 課題把握等を行っている。
2,第50回市民まつりに向けて、小平駅前またはルネこだいら前を起点とした開催を今から検討し、実施すべきと考えるが、市の見解を伺う。
【市長答弁】
第50回小平市民まつりを小平駅前 または ルネこだいら前 を起点として開催することの見解については、令和10年に開催予定の市民まつりは、50回目の大きな節目を迎えることから、小平市民まつり実行委員会において、会場を拡大するなどの節目となる ような開催方法を検討したいと伺っている。
一方で、市民まつりの 会場を小平駅周辺に拡大して開催するには、課題があるものと捉えている。
市としては、小平市民まつり実行委員会のご意見等を丁寧に伺いながら、節目となる市民まつりの開催方法について、実行委員会とともに検討していく。
【中江】
これまで市は、「小平駅前からのスタートは課題があり難しい」との答弁が続いていたが、今回、「実行委員会とともに検討してまいります」との答弁があったことは、大きな前進であり、評価する。
今後、小平市民まつり実行委員会や関係機関と協議の場を設けて頂き、是非、検討にとどまらせることなく、小平駅前または、ルネこだいら前からの開催の実施を前提として、実現に向けて検討を進めるべきと要望しました。
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