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6月一般質問:中江美和

  • forumkodaira
  • 8月13日
  • 読了時間: 7分

1件目:蛍光灯2027年問題と一橋学園駅周辺の地域課題を含めた安全安心なまちづくり

1.      2023年11月に開催された水銀に関する水俣条約第5回締約国会議において、一般照明用蛍光灯の製造・輸出入を2027年末までに段階的に廃止することが決定された。これを受け、経済産業省からはLED照明への計画的な更新が要請されている。以下、市の対応を伺う。

①     2027年末で蛍光灯等の製造が禁止されることから、公共施設におけるLED化が急務と考える。市として早期にLED化に着手すべきだが、市の見解を伺う。

市長➡今後、蛍光灯の品不足や価格高騰等が見込まれている。LED照明に交換されていない既存の

蛍光灯については、早期の更新が必要であると認識している。

中江➡ゼロカーボンシティ宣言をしている市として、公共施設において、早期にLED化に取り組むべきということが、今回の質問の趣旨である。

 

②     上記の決定を受けて、公共施設における蛍光灯からLED照明への切替スケジュールはどのように考えているのか、市の方針を伺う。

市長➡今後、建物の更新や改修を予定している施設は、工事等のスケジュールに合わせて、LED照明への切り換えを行っていく。また、更新等の予定がない施設は、施設の状況等や機器の更新のタイミングに合わせて、順次LED照 明への切り換えを進めていく。

 

③     小平市第三次環境基本計画において、2030年までに公共施設のLED照明導⼊率の目標値は80%である。現在、公共施設におけるLED化の進捗状況はどのようになっているのか。また、公共施設のLED化完了までのロードマップ及び、課題について伺う。

市長➡公共施設におけるLED化の進捗状況は、昨年度末の導入率は67.6%。LED化の課題は、LED照明への切り換えの際に、施設の利用に影響が出る可能性がある。利用者等への支障を生じさせずに どのように実施するかが課題である。

中江➡庁舎のLED進捗率が34.4%、庁舎において、まだ終わっていない、残りの交換箇所数は、

1,966か所ということで、あまり悠長なことは言っていられない。蛍光灯も生産減少で価格

高騰が予想されるので、公共施設全体においては早急にLEDへの交換を要望する。庁舎に

おいては、2027年までに完了させる位の姿勢は必要かと。基本設計で2年位かかること

から、きちんと予算化して、庁内においては、残り2年で80%代まで導入を求める。

 

④     2027年末に蛍光灯等の製造が終了することについて、市民や事業者に対する周知はどのように行っているのかを伺う。

市長➡環境省から周知への協力 及びポスターやチラシの提供の申し出があり、これらを活用し、周

知に努める。

中江➡市民や、事業者に対する周知方法については、ここ最近で、ホームページで周知している自

治体も増えてきたので小平市においてもホームページでの周知を求める。

 

 

 

⑤     市民や事業者がLED照明へ円滑に移行できるよう、買換えに対する市独自の補助制度の創設が必要と考えるが、市の見解を伺う。

市長➡国や東京都の補助金の動向を注視しつつ、検討していく。

中江➡国や東京都の補助金の動向を注視して頂いて、新たな補助金が出てきた際には、積極的に活

用して、市独自の補助制度の創設の実施を求める。

 

2.      安全安心なまちづくりを推進するため、一橋学園駅周辺の地域課題も含め以下、伺う。

①     今年度から市が、防犯機器等購入費補助金の実施することを評価する。さらに東京都の、令和7年度東京都防犯機器等購入緊急補助事業を活用し、市が上乗せして補助上限額を3万円まで引き上げて実施するべきだが、市の見解を伺う。

市長➡防犯機器等購入費補助金の補助上限額の引き上げは、現在のところ上乗せして実施する予定

はないが、今後は、申請状況や他自治体の実施状況などの情報収集に努めていく。

中江➡既に10市が上乗せを実施している。この物騒なご時世、小平市は、市民が安全で安心して生活ができるよう、市全体で、被害を無くそうと取り組んでいるんだよ!小平市は犯罪被害ゼロ目指してます!と、補助助成金額も他市に負けないよう頑張りますと、発信できるチャンスである。市長公約に「防災・防犯で安心安全なまちづくり」と掲げているのだから、小平市も、他市よりもサービスが低下しないよう、他市に負けないように、上乗せ補助を求める。

 

②     学園駅前公園に設置されている公衆喫煙所のスペースが狭い、煙が漏れるため改善要望がある。移設を含めて、密閉型の公衆喫煙所へ改修するべきだが、市の見解を伺う。

市長➡密閉型の公衆喫煙所への改修は、当該公園内には設置するための十分なスペースがないこと

から困難である。

中江➡煙が漏れないようにせめて、後付けで「斜めの返し」を付けて頂きたいので要望する。

 

③     令和6年9月定例会で、学園駅前公園のトイレについて、「利用者が気持ちよく使えるよう、適切な清掃と修繕に努めてまいります。」との答弁があった。その後の修繕に向けた検討状況と、また、トイレがピカピカになるのかも、併せて伺う。

市長➡現在、便器、床タイル、洗面等に特殊コーティング等を行う手法について検討している。

本年度は試験的にトイレの特殊コーティング等を実施し、その効果の検証を行い、トイレの快適化に向けた効果的かつ効率的な維持管理方法を検討。また、特殊コーティング等を施工することにより、以前よりもきれいになる。

中江➡学園駅前公園は、トイレを綺麗になることは評価するが、そもそも公園リニューアルも併せ

て検討頂きたい。

 

 

 

 

 

④     令和7年5月14日、西武鉄道株式会社より、鉄道駅バリアフリーに関する整備計画【都内駅】が公表された。その中で、花小金井駅は、事業期間を令和7年度から令和9年度とし、1・2番ホームにおけるホームドア整備が加速事業として位置づけられた。ホームドアの整備は、駅の安全性やバリアフリーの観点からも極めて重要であり、他の駅においても早期の整備が望まれる。市としても、西武鉄道株式会社に対し、小平駅および、以前から要望がある一橋学園駅へのホームドア整備を加速するよう、積極的に働きかけるべきだが、市の見解を伺う。

市長➡今後、整備主体である西武鉄道株式会社の動向を注視し、設備投資計画に位置づけられている小平駅の整備時期などの情報収集に努めていく。また、設備投資計画に位置づけられていない駅は、今後の乗降客の推移や駅周辺の状況を見ながら、西武鉄道株式会社ヘホームドアの必要性について伝えていく。

中江➡「小平駅の整備時期などの情報収集に努めてまいります。」とのことだが、市から、西武鉄道に対して、「設置の時期のメドをつけて欲しい」と働きかけて頂きたいことを要望する。特に、「一橋学園駅にホームドアの設置について、計画に位置づけて欲しい」ということを西武鉄道に、

積極的に働きかけて頂きたいことを併せて要望する。

 

2件目:市内幼稚園と市内保育園の給食費無償化をすべき

市長の公約である、子育て・教育で選ばれるまちづくりの実現に向けては、子育て世帯への経済的支援

が不可欠である。特に、物価高騰などにより家計への負担が増している中、給食費の無償化は効果的な

子育て支援策と考え、以下、質問する。

1.      3歳児から5歳児を対象とした、幼稚園給食費および保育園副食費を無償化した場合の年間の概算額はいくらか。

市長➡幼稚園:約1億9,600万円、保育園:約1億2,100万円、合計:約3億 1,700万円

 

2.      3歳児から5歳児の幼稚園給食費および保育園副食費の無償化を実施すべきだが、市の見解を伺う。

市長➡生活困窮の程度に関わりなく、子育て世帯だけに多額の公費を投入すること、保育施設等を利用している子育て世帯のみへの支援となることなどから、公平性の観点や、財政への影響などにおいて課題があるものと捉えている。実施に向けては、国や東京都の動向を注視する 。

中江➡特に、幼稚園の給食費無償化については、小平市私立幼稚園協会からの長年の要望だし、喜ばれる施策だと考える。国や東京都の動向を注視とか言ってないで、国や東京都が補助金出したら、他の自治体だって実施する動きになるのだから、他市では既に実施している自治体もある中で、前向きに検討するべきである。

また、国の臨時交付金を活用して一時的に補助することや、月額2千円の上限に補助することを提案させて頂きましたが、答弁聞いていても、積極的にやろうという気持ちが伝わって来ない。

子育て・教育で選ばれるまちにするんですよね。私は、そういうまちを望みますので、モチベーション上げて行きましょうよ!と、思う訳である。この施策は、幼稚園協会の長年の要望もありますので、まずは、幼稚園から給食費無償化を実施するべきと要望する。

 

 
 
 

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