6月一般質問:岡田しんぺい
- forumkodaira
- 8月13日
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岡田は、6月定例会において2件の質問をいたしました。
『これからの若者支援と問題対策について』
『学童農園をさらに魅力ある事業にするために』
1件目は、多様化する若者への支援と問題について質問し、市独自での奨学金の創設、教育委員会とは別枠での市独自でのいじめや不登校の調査、自殺対策やトー横キッズに代表される青少年問題への対応、これら全体を総括する若者支援と問題対策への専門部署の設置を要望いたしました。
市の答弁は、現在も個々の事案に個別で対応している、専門部署を作っても同じことという答弁でしたが、施策の統一性や支援の一本化、問題共有と対応の迅速化が図れるため、そこが理解されなかったと感じました。課題は残るものと認識します。
2件目は、東京都でも唯一小平市だけが全小学校での農業体験として導入している学童農園についてです。大上段で掲げている理念や取組は非常に素晴らしいですが、実際の現場では、農業者と学校との意思疎通ができているところとそうでないところ、学校によって取組に差があることを農業者から問題提起されていました。また、学童農園の事業として農産物の生産から販売まで一貫して行っている学校と、そこまで至っていない学校での、公教育として市内の児童で経験の差が生じていることについても問題提起いたしました。そこで、現状の改善案としてマニュアル化や情報共有の強化、学童農園の担当者を設置することを提案いたしました。
市教委の答弁は、現在も情報共有は適切に行われている、個々の学校で取組が違うためマニュアル化は難しいとの答弁でした。行われていたら質問はしないですし、取組に違いがあっても共通する部分は多分にあるのでそのあたり問題意識が薄いと感じました。
経験に差が出ていることに関しては認識されましたが、それぞれの学校で取組に違いがあることは認識されているので、全校でできていない現状に対してもっと問題意識を持っていただきたいと感じます。
学校ごとの特色を出すのは良いとは思いますが、現状小平市は自由学区や学校選択制ではないので、公教育として施策の統一性をはかる必要があるのではないでしょうか。
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