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6月一般質問:中江美和

  • forumkodaira
  • 2024年6月14日
  • 読了時間: 6分

【令和6年度 6月定例会一般質問】

1件目:多様化する子育て支援のさらなる充実について問う

私はこれまで、様々な市民の声を聴くなかで、多様なライフスタイルに対応した子育て施策や、市民のニーズに応え

るために、具体的に特に要望の多い事項について、子育て支援施策のさらなる充実に向けて取組むべきと考え以下、

質問しました。

1, 市長の87の政策で掲げる「子育てしやすいまち小平へ」とはどのようなまちなのか、市長が描く子育てしやすいまちへ

のビジョンを伺う。

市長➡子育て家庭が孤立・孤独に陥らない。子どもと保護者がともに伸び伸び育ち、育てられる環境が整っているまち

中江➡市長任期残りで実施したい子育て施策はあるか?

市長➡学校給食無償化に取組んだ。

2, 市長は令和6年3月定例会代表質問において、市長が考えている子育てしやすい街とは、「小平市は平らで自転車に

乗りやすく、子育てが楽しくできる」と答弁した。そこで、子育て家庭の経済的負担を軽減するために、3人乗り自転車

等購入費助成事業を実施するべきだが、市の見解を伺う。

市長➡多様な子育て支援施策の優先度等、バランスを勘案し研究する。

中江➡市で実施した場合は1,600万円と試算までしているのだから多摩26市先陣を切って実施するべきである。

3, 認証保育所に対する使用済みおむつの処理の公費負担については、これまでに何度も提言してきたが未だ実施に至

っていない。認証保育所の要望が強いが、その後の検討状況を伺う。また、東京都は、令和6年度認証保育所運営費

等補助の拡充について、新たに開設準備経費を予算化した。この補助金をおむつ処理の公費負担以外の事業も含め

活用するべきだが、市の見解を伺う。

市長➡認証保育所運営費等補助は検討するが、おむつの公費負担は考えていない。

中江➡認証保育所へのおむつの公費負担は80万で実施できる。他市実施しているし、認証保育所からも強い要望

があることからも早急に実施するべきである。

4, 国分寺市の事例を参考にして、私立保育園と災害時における被災乳児等の緊急受入れに関する協定の締結をおこな

うべきだが、市の見解を伺う。また、被災した乳幼児とその家族等を受け入れる施設として、福祉避難所として指定した

らどうか。

市長➡地域防災計画において、保育園は早期の通常保育の再開に努めることとしており、在園児以外の受け入れは

困難と認識。

中江➡協定締結をすることは可能と伺っているため、その際には、協定締結をお願いしたい。

5,子ども広場は、地域センターでは月曜日から土曜日で利用できることや、出張子ども広場は、固定曜日で実施し

ていることは評価する。しかし、子ども広場においては、日曜日も実施して欲しいとの要望があり、拡充するべきだ

が市の見解を伺う。併せて、日曜日においては、毎週の実施ではなくて、月に何回かの実施は検討できないのか

を伺う。

市長➡日曜日の子ども広場の実施は人の確保の課題等から難しい。

中江➡日曜日実施のニーズは高いことからも、試行からでもおこなうべきである。


6,市内の児童館数は現状、市内東側に1館、西側に2館である。中央エリア周辺に住んでいる方からは、児童館の

ようなこどもの居場所が欲しいとの要望を伺っている。中央エリアに、児童館を増やすことはできないのかについ

て、市の見解を伺う。

市長➡市では現在、児童館を増やすことは考えていない。

中江➡特に仲町や学園東町周辺にお住いの方にとっては、中央に1館と言われている小川町2丁目児童館は、遠い

位置にあります。地域格差が生じている。

   これから設置される中央新建物において児童館機能を持ってくるべきである。

7,共働き世帯の増加により、子どもだけで行動する時間が増えている。日常生活や登下校時における児童の安全

確保と保護者の不安感の軽減を図るために、GPS端末の購入補助を行う自治体が増えている。子どもの安全安

心確保のためにも、子ども用GPS端末の購入助成を実施するべきだが、市の見解を伺う。

教育長➡現時点では導入は考えていない。GPS端末購入費助成の予定は無いが、国・都・他市の動向を注視。

中江➡今は、保護者が子どもにGPSや無線通信機器を備えた小型端末を持たせるなど、子どもの居場所を把握で

きる見守りサービスの活用が全国各地で広がりを見せおり、市場規模はここ2年で2倍近くに拡大している現

状があるとのこと。保護者からの要望もある、質問をしていることから、引き続き検討して欲しい。

8,子育てと仕事の両立の観点から市立小学校の早朝の校庭開放や、学童クラブでの早朝預かりについて要望を伺

っている。小1の壁を解消する対策の一環として、他市でも実施していることから、これらの両立支援施策の実施

について検討するべきだが、市の見解を伺う。

教育長➡学校の早朝の校庭開放は、共働き世帯への支援策として一定の効果があることは認識しているが、人材や

財源の確保が課題となるとともに、学校等の調整が必要となるため、引き続き実施の可能性について研究す


る。

市長➡学童クラブでの早朝預かりは、人件費の増や、人材の確保などに課題があり困難だけど、今後研究する。

中江➡東京都の補助金を活用することができる。市の持ち出しはゼロで実施できる。保護者のニーズも高いことから

も、学童クラブでの早朝預かりの実施や早朝の校庭開放について、手法含めて早急に検討頂きたいことから実施

に向けて早急に検討するべきである。

9,こども家庭庁は、高校生等医療費助成をしている市区町村は約70%に達していることを公表した。高校生等医

療費助成のペナルティー措置である国民健康保険の国庫負担の減額調整措置も廃止されたことから、小平市に

おいても早急に高校生等医療費助成制度について所得制限を撤廃するべきだが、市の見解を伺う。

市長➡東京都の協議の経過を注視していく。

中江➡高校生等医療費助成制度の所得制限撤廃は、すでに14市が実施している。財政措置含めて、令和6年度業

務執行の中で何らかの方針を出すように努力頂きたい。


2件目:都営バス梅70系統でサイクルバスを導入しよう

東京都交通局では、令和6年3月16日から都営バス梅01系統において「サイクルバス」の実証運行を開始した。環境

にやさしく、健康にもよい自転車を更に身近なものにするためにも小平市においてもサイクルバスを導入するべきと考

え質問致します。

1, 小平市として、都営バスの市内唯一の系統である梅70系統において、サイクルバスを実施するべきだが、市の見解を

伺う。

市長➡関係市町長会担当部課長会などで情報共有を図り、今後の動向を注視していく。

中江➡市は、梅70に路線維持経費で毎年3,797万7千円補助をおこなっている。答弁で、部課長会で情報共有頂け

るということなので、梅70は、花小金井駅が起点であるので、是非とも市から東京都へサイクルバスの導入につ

いて働きかけて頂きたい。

 
 
 

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