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3月一般質問:岩本誠

①持続可能な航空燃料、SAFを通じて資源循環活動へ参加しよう

 持続可能な航空燃料(SAF)の原料として特に、廃食油や廃プラスチックが注目され始め、メリットとしては①二酸化炭素の排出削減②既存インフラが使える③原料が身近にある、といわれている。日本での動きも活発化しており、令和6年に製造設備の建設完了、7年から製造開始が予定されている。また東京都も令和6年度予算で廃食用油の回収を推進するため、区市町村や民間企業と連携し、SAF製造へ繋げるサプライチェーン構築を支援する等に予算計上している。この中で燃料の原料として廃食油が注目されている。

小平市ではリサイクルセンターや児童館で廃食油の一部が回収されているが、廃棄されているものも多い。また給食センターの廃食油の再利用にも可能性は残っている。まずは、廃棄されているものや海外に輸出されているものを国内で有効出来る仕組みを作り、楽しく希望をもって資源回収できる手立てを考えていくことが重要と提案した。

②デジタルディバイド解消に必要な寄り添った対応について

 課題として①ラインの活用拡大についてのサポート不足②マイナンバーカードの保有率はあがったがその活用が進んでいない③高齢者をサポートする部署に十分な推進役がいない等の現状を説明、解決策としてシニア情報アドバイザー等の資格者を育成することや相談窓口を設けることを提案した。

 また現在、公民館で開催されている高齢者スマートフォン教室は一定の効果を得ている。今後は一歩進んだニーズにあった、例えばはじめての新NISA講座やマイナンバーカード活用方法等、旬にあったものを加えていくことも提案し、検討いただくこととなった。

③郵便料金値上げに際し、できることを今から考えよう

 総務省は令和5年12月18日、25グラム以下の封書を現行の84円から110円に改正する省令案を発表し、今秋にも郵便料金値上げが予定されている。今回質問で、この影響が小平市で最低でも2800万円を超えることが判明した。そのため、郵便物を①やめる②減らす(まとめる)③他の手段に代替する④そのままにするなど仕分けをし、コストを抑制することを提案した。

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