12月議会一般質問:中江美和
- forumkodaira
- 2025年12月15日
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1件目:まちの課題解決を公民連携で加速化すべき
1,地域センター、公民館、集会室における、過去5年間の午前・午後・夜間ごとの利用率について伺う。
【地域センター】
令和2年度は午前43.1%、午後48.0%、夜間19.9%、
令和3年度は午前38.3%、午後38.0%、夜間5.5%、
令和4年度は午前38.3%、午後38.0%、夜間5.5%、
令和5年度は午前43.5%、午後44.1%、夜間15.3%、
令和6年度は午前43.8%、午後45.6%、夜間16.1%
【集会室】
令和2年度は午前26.2%、午後25.0%、夜間11.9%
令和3年度は午前26.5%、午後24. 3%、夜間11.9%
令和4年度は午前31.3%、午後29. 1%、夜間11.3%
令和5年度は午前31.2%、午後29.1%、夜間15.8%
令和6年度は午前34.2%、 午後33.4%、夜間19.0%
【公民館】
令和2年度は午前42.8%、午後49.3%、 夜間13.5%
令和3年度は午前54.4%、午後61.9%、 夜間8.8%
令和4年度は午前49.5%、午後56.8%、 夜間16.7%
令和5年度は午前50.5%、午後56.5%、 夜間20.4%
令和6年度は午前50.1%、 午後55.0%、夜間20.6%
2,夜間時間帯と、特に21時以降の利用状況について、どのように認識しているか、市及び市教育委員会の見解を伺う。
【市長】
夜間時間帯と、特に21時以降の利用状況について、夜間の利用率は、午前や午後と比較して低く、特に21時以降の利用は少ない。
【教育長】
夜間の時間帯と、特に21時以降の利用状況について、コロナ禍が明けて利用率は回復しているものの、日中の時間と比べると夜間の利用は低く、特に21時以降の利用は少ない。
3,地域センター、公民館、集会室の21時から22時の利用状況について伺う。
【地域センター】
21時から22時までの利用状況でございますが、地域センターや集会室について、立地条件等により、施設ごとに差はあるものの、全体的な傾向としましては、利用が少ない。
【公民館】
公民館における21時から22時までの利用状況でございますが、各館ごとに差はあるものの、全体的な傾向としては、利用が少ない。
4,地域センター、公民館、集会室の過去5年間における維持管理費について伺う。
【地域センターと公民館】
過去5年間における維持管理費は、地域センターと集会室を合わせた金額で、
令和2年度は 2億4千427万6千 962円
令和3年度は2億1千602万 6千798円
令和4年度は2億4千334万 9千 387円
令和5年度は2億 7千 111万 5千 193円
令和6年度は2億9千83万8千228円
集会室の維持管理費につきましては、人件費等を除いた金額を計上。
【公民館】
公民館における過去5年間の維持管理費は、
令和2年度は1億5千815万 2千 364円
令和3年度は 1億4千972万 2千556円
令和4年度は1億6千614万 5千367円
令和5年度は1億9千530万 862円
令和6年度は2億601万 5千249円
5,地域センター、公民館、集会室の開館時間を21時から22時までの1時間短縮した場合、維持管理費の削減コストは、それぞれいくらか。
【地域センターと集会室】
開館時間を1時間短縮した場合の維持管理費の削減コストは、地域センターにつきましては、光熱水費のうち1時間の平均金額が削減されると仮定した場合、年間でおおむね200万 円、人件費を単純に1時間分削減した場合、年間でおおむね1千400万 円の削減が見込まれる。集会室は、施設内の一部の部屋であることから、光熱水費の算出は困難であり、また、図書館の集会室は、夜間等の管理は業務委託をしており、人件費の削減の試算は困難。東部市民センターの集会室は、夜間の管理等に関する人件費を単純に1時間分削減した場合、おおむね60万円の削減が見込まれる。
【公民館】
公民館における開館時間を1時間短縮した場合の維持管理費の削減コストは、会計年度任用職員の人件費や光熱水費など、年間あたりおおむね570万円。
【1問目~5問目併せて中江の主張】
地域センター・集会室・公民館の利用率や、維持管理費、夜間短縮による削減効果については、答弁を踏まえると、いずれの施設においても、夜間、特に21時以降の利用は、過去5年間一貫して低く、コロナ禍後も十分に回復していないことが明らかです。
さらに、令和6年度の維持管理費は、地域センターと公民館合わせて一般財源で、約5億円かかっていて、毎年、維持管理費が上がっています。一方で、21時から22時の1時間短縮で、地域センター・集会室・公民館合わせて、なんと約2,230万円の削減効果が明らかになりました。
利用が少ない時間帯に、多額の維持管理費を投じ続けることが適切なのか、財政の観点からも見直しが必要ではないでしょうか。また、地域センターでは、22時までの開館について、働き方改革の観点からも、改善の要望を、会計年度任用職員の方から伺っています。市も地域センターにおいて、21時までにして改善して欲しいといった現場の職員からの要望もあることからも、21時以降の利用の少ない時間帯を開館し続けることは、現場で働く職員の働き方改革の観点からも見直しを求めるものです。
6,これまでに、地域センター、公民館、集会室の夜間の開館時間帯の見直しについて、検討を行ったことがあるかを伺う。
【市長】
これまでの見直しについての検討は、第1期 及び第2期の経営方針推進プログラムでは、事業の精査と見直しの取組項目として公共施設の効率的な運営を掲げており、その観点から、集会施設等の時間帯による利用状況のデータ整理等を行ってきた。これをもとに、夜間の開館時間帯を含めた、実態に応じた見直しの可能性について、関係課で意見交換を継続して行い、検討を進めている。
7,近年の社会情勢や、働き方改革の観点からも、地域センター、公民館、集会室の夜間時間帯の終了時刻を21時とするなど、開館時間の見直しを行うべきと考えるが、市及び市教育委員会の見解を伺う。
【地域センター】
第7点目の開館時間の見直しを行うことでございますが、夜間の利用率が低いことや、特に21時以降の利用については、多くの施設において利用が少ないことから、夜間の開館時間を1時間短縮したとしても、利用者への影響は限定的であり、また、夜間の開館時間短縮は、各施設で働く職員の 働き方改革にもつながるものと認識している。
【公民館】
公民館の開館時間の見直しでございますが、夜間は日中の時間帯と比べて利用率が低いことから、夜間の開館時間の短縮は公民館の効率的な運営においては有効であるものと捉えている。一方、日中仕事をしている方々の利用があり、開館時間の短縮は、これまでの活動に支障が生じないよう配慮した検討が必要と認識している。
【6問目と7問目併せて中江の主張】
夜間の開館時間帯の見直しについては、現在検討を進めており、一定の手続きが必要。地域センター・
集会室・公民館いずれも、特に21時以降の利用が、全体として低いこと、また開館時間の短縮が一定の効果を持つことについては、市と教育委員会で共通の認識が示された。令和9年度当初予算の段階で、早期に実施できるよう、スピード感を持って取り組んで頂きたい。
8,今後、公共施設マネジメントを進めていく上では、想定外の物価高騰等による経費の増大が見込まれる。この様な状況を踏まえ、財政状況のひっ迫を防ぐためには、公共施設の開館時間の見直し等も含めて、公共施設をめぐる歳入確保策及び歳出抑制に真に取り組む必要があると考えるが、市として今後の考えについて伺う。
【市長】
公共施設マネジメント推進計画に基づく公共施設複合化等の取組は、長期的には公共施設にかかるコストの縮減や財政負担の平準化を図るための取組で、一方で、近年の急激な物価高騰や人件費の上昇の影響により、公共施設の更新に必要な経費も増加の一途をたどっており、公共施設の更新・複合化の取組を進めるに当たっては、従来の想定以上に財政負担の平準化の観点がより強く求められる状況になっている。公共施設をめぐる歳入確保や歳出抑制につながる方策は、小平市第2期経営方針推進プログラムに掲げた各取組を積極的に進めるとともに、財政負担の平準化をより強く図るため、直近の財政状況と各事業経費の最新の見通しを踏まえ、公共施設の更新・複合化事業の実施時期や事業規模については、慎重に検討・判断し、見直しを含めた調整を行っていく必要もあるものと考えている。
【中江の主張】
令和8年度予算編成方針においても、事務事業の見直し、歳出の抑制、財源確保等、積極的に行う必要があると書かれています。まず答弁で、「小平市第2期経営方針推進プログラムに掲げた各取組を積極的に進める」とのことです。その中の項目の一つが、歳入確保策となる、受益者負担です。
受益者負担については、多くの会派が「やるべき」と何度も申し上げて来たのにも関わらず、未だに「考え方の整理」とし、市としての明確な方針を示していません。使っていない市民からすると不公平であるということも、ずっと言われています。また、歳出抑制策についても同様で、維持管理コストの増大が避けられない中で、具体的な取組を進める必要があります。
財政健全化の市長答弁で、「厳しい局面になった時は、責任を持って決断する」といった市長から、力強い答弁がありました。であるならば、現に「財政が厳しい」のだから、受益者負担は、市はやらなきゃいけないのだから、決断して頂きです。
また、市においても、公共施設マネジメントを進めており、中央エリア、11小、13小の整備を進めていますが、11小、13小の整備費が既に、約90億円位かかるこということです。
現在の経済状況を見ても、今般(こんぱん)の公共工事のコストは、急増していくと考えます。
実際、他の自治体においても、大型の公共施設事業の見直しを行っている事例が、複数あるのが現状である。しかし、公共施設マネジメントは、施設の老朽化や、維持管理費の増大に対応し、効率的で、持続可能な運営を実現するために、絶対に必要な取組であり、きちんと進めていくことが必要です。
だからこそ、想定外の物価高騰などに対して柔軟に対応し、今まさに、見直しの局面であり、市も「見直に」かじを切るべきということを申し述べました。
2件目:学園東町の地域課題とタクシーを活用した移動手段の確保について
1.学園東町の地域課題について
①市民まつりの際に使用されるあかしあ通りは、歩道の根上がりが著しい箇所が見受けられる。通行の安全確保の観点からも、当該箇所の樹木伐採または、舗装整備等の対応を検討できないか、市の見解を伺う。
【市長】
あかしあ通りの歩道の根上については、市は、これまでも市民の皆様からご要望等をいただいており、今後解消していくべき事案と認識している。これまでも、街路樹の伐採等を行う場合には、当該街路樹による根上がり解消に努めて来たが、引き続き、街路樹の老朽化や現地の状況等を踏まえながら、適切に対応していく。
【中江の主張】
現状でも、街路樹の手入れに加えて、根上がりが発生するたびに、インターロッキング補修の繰り返しによって維持管理費や、その都度職員が見に行って、職員の労力が重なり、結果として非効率で、長期的に見ても持続可能な管理とは言えない。維持管理費、労力、時間がとられて非効率だからこそ、適切に対応して頂きたいです。こうした状況を踏まえると、無理に現状を維持するのではなく、必要な箇所については極力、樹木を伐採し、安全性と効率性を優先するべき。
②仲町第2公園には照明灯が設置されておらず、夜間の安全確保のためにも照明灯の設置の要望を伺っている。夜間照明灯の新設について、市の見解を伺う。
【市長】
仲町第2公園の照明灯の設置は、地域住民から夜間の公園利用者による騒音についての苦情を受けていることから、照明灯を設置していない状況。しかしながら、仲町第2公園にはトイレが設置されているため、夜間におけるトイレ利用者の安全確保の観点から、地域住民への影響を考慮しつつ、照明灯の設置について検討して参る。
【中江の主張】
仲町第2公園は、「照明灯の設置について検討する。」とのことで評価します。特に、この時期は、日没が早く、公園一帯が真っ暗で、夜間の安全確保は急務でありますので、早期設置を要望します。
2.学園駅前公園等に関する課題について
①学園駅前公園トイレは、特殊清掃の実施を評価するが、外壁や扉を「綺麗に改修して欲しい」との要望がある。景観の向上や、利用促進の観点からも、外壁等の改修、または、公園全体のリニューアルを実施すべきと考えるが、市の見解を伺う。
【市長】
学園駅前公園のトイレの外壁等の改修は、本年度実施した特殊清掃において、外壁や扉の清掃・補修を行っていることから、今後、特殊清掃の効果について検証していく。また、公園全体のリニューアルでございますが、壁泉など公園施設の老朽化に伴い、公園を改修する際には、地域の方々の意見や要望を把握するとともに、地域の特性に合わせた公園の整備が必要であると捉えている。
【中江の主張】
特殊清掃によって、トイレの匂いや便器は綺麗になったことは評価している。今後、特殊清掃の効果について検証するとのことです。一方で、特殊清掃において、外壁や扉の清掃・補修を行ったとのことだが、未だに「外壁や、扉を綺麗にして欲しいと」という要望があるということは、外壁や扉の清掃・補修行ったけれども、どう綺麗になったかが、市民は分からない・伝わっていないということ。
特殊清掃や補修の「ビフォーアフター」の写真をトイレに貼り付けるのと、ホームページで等で公表することを要望する。
②花小金井駅北口への公衆喫煙所設置の要望を伺っている。設置について、市の見解を伺う。
【市長】
花小金井駅北口への公衆喫煙所の設置は、駅周辺は多数の人通りがあるため、路上喫煙者も多くなっていることから、受動喫煙防止や喫煙マナーの向上、吸い殻のポイ捨て防止等のために、公衆喫煙所の設置をすることは有効であると認識している。しかしながら、公衆喫煙所を設置することにより、喫煙者が集約されるため、付近を通行する方や近接する店舗、住宅等における受動喫煙のリスクが増加することから、設置場所等については慎重な検討が必要であると考えている。
【中江の主張】
喫煙所を設置して欲しいという質問が立て続けですので、市民は喫煙所設置へのニーズが非常に高いということが分かります。花小金井駅北口への公衆喫煙所設置については、今に始まったことではなくて、だいぶ前から市民をはじめ、バス、タクシー事業者からも設置して欲しいとの要望を伺っています。北口は、市の喫煙所がないことから、ポイ捨てが多発しているのと、ひと様の施設で喫煙している状況です。市の責任で設置するべきである。コンテナ型が難しいのであれば、せめてパーティション型でも構いませんので、花小金井駅北口については、喫煙所を設置すべきということを要望します。
3.既存の公共交通機関を生かした移動手段の確保について
令和6年度一般会計決算特別委員会において、南西部地域で実施されたデマンド型交通の実証実験運行については、利用率が伸び悩むなどの課題が明らかになった。今後は、既存の公共交通機関の有効活用について検討が必要と考える。
①南西部地域において、デマンド型交通以外の、既存の公共交通機関の活用、または、新たな交通手段の導入に向けた検討状況について伺う。
【市長】
既存の公共交通機関の活用や新たな交通手段の導入について、昨年3月 に策定した小平市の地域公共交通基本方針では、課題に対する取組として、きめ細かい地域公共交通を掲げており、コミュニティバスやコミュニティタクシーなどの既存の公共交通機関を活かした地域公共交通やグリーンスローモビリティなどの新たな交通手段の研究、検討について、その方向性を示している。南西部地域は、市内では初となるデマンド型交通の実証実験を行ってきたが、今後は、既存の公共交通機関の活用も含め、新たな公共交通の導入の可能性について、小平南西部地域コミュニティ交通をみんなで考える会とともに、検討していく。また、他の地域においても、今後の公共交通の課題の解決に向けて、考える会などの主体的な活動を支援していく。
②青梅市の事例を参考に、マイナンバーカードを活用したタクシーによる高齢者等の移動支援について、検討すべきと考えるが、市の見解を伺う。
【市長】
マイナンバーカードを活用した高齢者等の移動支援は、本年9月 に、庁内の関係課長で構成する、小平市地域公共交通に関する連絡調整会議を設置し、高齢者や障がい者子育て世代など、誰もが利用しやすい福祉的な視点を踏まえた交通環境の整備に向けた話し合いを進めている。また、マイナンバーカードを活用した高齢者等の移動支援につきましては検討していないが、今後の連絡調整会議の中で検討項目の一つとして話し合いを進めていく。引き続き、国や東京都の動向や先進市の事例を注視しながら、小平市の地域公共交通基本方針に基づき、誰もが安全に安心して利用できるよう、地域とともに地域公共交通の充実に向けて取り組んでいく。
【3問目①②併せて中江の主張】
青梅市が実施している、マイナンバーカードを活用したタクシーによる高齢者等の移動支援については、これまでにない新しい仕組みとして、有効な施策であると認識している。今後、連絡調整会議の中で、検討項目として前向きに検討頂きたいと要望しました。
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