○災害級の暑さが続く夏休み期間中の子どもたちの過ごし方について
「災害級」と言われるほどの危険な暑さの中、子どもたちは夏休みを過ごすことになりました。熱中症予防のため、内閣府から日中の外出を極力控える呼びかけがされていたり、学校でも校庭の遊び場開放が出来ていない状況が続くなど、子どもたちが外に出て遊ぶことへのハードルが高くなっています。安全を第一に考えて制限をすることについては一定の理解をしていますが、同時に代替え案の検討を行く必要があると考え質問を行いました。
外出を控えることを呼びかけると同時に子どもの居場所確保をどのように考えているのか質疑をする中で、特に夏期休業期間の子ども向け講座や地域センターの活用、新たに冷房設備が整う学校体育館の遊び場としての開放について提言を行い、市からは来年度以降に向けて検討・研究を行う旨の答弁を引き出しました。
○子ども基本法の手指の実現と小平市の取組を問う
昨年6月に成立し本年4月に施行された「こども基本法」は、こども施策を社会全体で総合的かつ強力に推進していくための包括的な基本法と位置付けられ、こども施策の基本理念のほか、こども等の意見の反映、国によるこども大綱の策定、市町村のこども計画などについて定めています。
小平市においても、こども施策を地域全体で強力に進めるべく、こども基本法の趣旨を実現する施策を推進すべきと考え質問を行いました。
子ども計画の策定時期、ニーズ調査の手法等の質疑を通して、小平市としてどのように取組を進めていくのか、子ども、若者の声をどのように反映して行くのかを確認しました。また、市長の87の政策に掲げられている子どもの権利条約に向けた取組についても質問し、子ども施策をとりまとめ推進するためのこども計画を市として策定する、その過程で子どもの声を積極的に聞き、子どもの主体性を尊重した集大成に向けて、着手するという考えである旨、答弁を引き出しました。
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