わたしが行った一般質問の内容をかいつまんでお知らせします。
① 西武鉄道立体化は小平らしさを生かしたものになるようにすべき
田無から昭和病院の先まで、鉄道を立体化する計画があります。それを実行するためには市民からの要望の声を大きくする必要がありますが、あまりに大きな事業でイメージできないと思うので、イメージできるよう質問しました。
Q,先行事例ではどれくらいの事業費が生じているのか。
A,東村山駅付近では令和3年9月議会での報告で事業費725億円。都が平成28年に発表している資料だと、1キロ線路を上に上げると220億、地下化すると330億。
Q,線路上下にするメリットデメリットは
A,具体的に計画が定まっていないのでメリットデメリットとして扱えない。
→わたしからはJR中央線東小金井駅周辺の線路下の活用方法を紹介し、保育園や自転車置き場、シェアオフィスで回遊できるようにしていることを示しました。しかしゴミの散乱や、暗くて怖い地域があること、建物により線路向こうへいけないことも示しました。
そして小平においては線路が上になった場合、たけのこ公園からの景観がどうなるのか、合成写真で示し、さらなる街の分断を生む可能性があること、総合的に考えてわたしは線路は下を通ってほしいと述べました。
そうは言っても、この計画はまだ言うなれば構想段階です。
地域の方からは主に渋滞緩和のために踏切を早く無くしてほしいとの声を聞いてます。
これから市は地域に出て計画があることを知らせてほしいと要望しましたので、機会があるときにはご意見を積極的にお寄せください。
② フェムテック先進都市となり、特徴のある選ばれる小平市へ
Q,小中学校で生理用品の使い方指導は
A,4年生のときに、男女一緒に保険の授業で身体の発育と一緒に教え、移動教室の前に女子のみにナプキンの使い方は現物を使って指導している。
→わたしからは生理用品はナプキンだけでなく、ナプキンの海洋汚染問題や体への影響を示し、吸水ショーツや月経カップの現物を示して、子どもたちが無駄な苦労をしないように新しいグッズも示して教育してほしいと述べました。教育指導部長が今年度から女性となり、取り入れることに前向きな答弁だったと思います。
無料でナプキンを入手できるオイテルというシステムを公共施設に入れることや、チャットボットの活用、フェムテック企業との連携をとること、市職員の不妊治療や更年期障害にフェムテックを利用して取り組むことなども示しました。市としては行っていることはほぼないとのことでしたが、これからに期待を持ちたいと思います。
写真は鉄道立体化を上にした場合のたけのこ公園のイメージ図です。
実際とは違う場合があります。
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