一般質問
フォーラム小平所属の岡田しんぺいです。
3月議会は一日一日の濃度が濃く、年度末定例議会の重みを実感いたしました。
また、本会議最終日で日を跨いだのも初めての経験となりました。
世の中の働き方改革と逆行することなので、今後はあまり経験したくはないですが……💦
さて、3月議会において岡田は一般質問を2件通告いたしました。
1件目『市主導で声を活用した事業を展開すべき』と、
2件目『市の害獣などに対する対策について問う』の2件です。
1件目は、図書館が行っているおはなし会や対面朗読など、現状どういう方々が中心になってやっているのか、
その技術的な担保(ナレーターやアナウンサーなどの放送標準語を行使できるか)はしているのか等、前職の経験から気になる部分を伺いました。
基本的にはボランティアの方々や一部職員の方が中心となって行っている事業で、その技術的担保はかなり細かい部分まで、
研修が及んでいるとの回答がありました。個人的には、より技術的な向上を目的とした提案をしようと思っていただけに、
とても驚きました。また、こうした事業は僕が生まれる前から始まっているものもあり、市の助け合いの意識の高さがかなりの水準であることがわかりました。
あまりこうした素晴らしい部分をあまり市が発信しないので、代わりにここで発信いたします✋
おはなし会の様子も視察させていただいたのですが、ボランティアの方の熱量は相当なものがありました。
作品を暗記して、語りという手法で子供たちへ話す姿は大変素晴らしかったです。
愛をもってこうした活動を行ってくださっているボランティアの方々が、より納得できる満足できる事業展開していただきたいです。
2件目は、東京都全体で増加傾向にある害獣被害について伺いました。
農地への被害はそのまま農業者の経済的打撃となりますし、住宅地での被害は住環境が脅かされる危険性があります。
現在、市においては駆除数のカウントはしていても、相談件数や被害件数などはカウントしていないとのことでした。
しかしながら、相談を受けた場合速やかに捕獲用の罠の貸し出しや駆除を行う事業者へ繋げるフローはあるとのことでした。
市としては、害獣認定されているアライグマ・ハクビシンなどの外来種は駆除対象ではあるが、タヌキなどの在来種については手出しはできず、
カラスなどの野鳥に関しても手出しは出来ないとのこと。カラスの被害は把握はしているが、
基本的には自衛することを求めていました。(ゴミの出し方や時間を守るなど)
それでも、そうした対応の仕方がわからない方も多くいる現状、周知の仕方や周知の強化は重要だと指摘しました。
最近では、空き家に害獣が棲み込んでしまうケースも増えているとのこと。こうした諸課題を今後も指摘していきます。
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