○早朝の校庭開放と学童クラブの宅配弁当提供について
夏休みなど長期休業期間に限らず朝の子どもの居場所問題は小平市に限った話ではなく様々な地域で課題になっています。調査をする中で、朝の子どもの居場所問題は共働き世帯への支援に限った話ではなく、子ども自身が放課後は習い事があり友人と遊ぶことが出来ないため、朝の時間でも遊びたいと思っていることや、子どもの体力向上につながるなど様々なメリットがあることが見えてきました。他の自治体でも取組が始まった機を逃さず、小平市でも実施に向けた検討を始めるべきと考え、質問しました。市からは、必要性は捉えているが、委託先の課題などがあるため今後研究を進めたいと答弁がありました。
環境整備としては、学校の長期休業期間における学童クラブでの宅配弁当の提供について、就労等で学童クラブにお子さんを預ける保護者の負担軽減につながるとして、令和元年9月の定例会で私が初めて一般質問し提案しました。当時は様々な課題があるとのことでしたが、以降も提案し続け、今年の夏休みに株式会社明日葉が管理運営する指定管理学童クラブ15か所での試行実施が実現しました。試行実施の結果と検証についてと、今後の展開として、全校41クラブでの実施に広げられるか質問し、来年度には市内全体で本格実施をスタートする旨答弁がありました。また、内容も他の自治体と比較しても手厚い内容になっており、お弁当も1食420円で提供が出来ることになり、注文も当日の朝で間に合うという利用者に優しい内容で実現したことは小平市の子育て支援策をまた一段階前に進める結果になったと思います。
○小平都市計画道路3・4・10号小平大和線の進捗について
小平都市計画道路3・4・10号線の富士見通りから市道第A-61号線までの区間における整備事業は、令和3年8月に事業認可を受け、事業着手から2年が経過したため、事業の進捗について質問しました。
特に二中通りや中宿通りは、地域の重要な生活道路であると同時に、通学路となっているため、渋滞緩和や安全性向上、ということについては大きな期待をしていること、地域住民の期待値も大変高いものであることを訴え、市からは期待に応えるべく対応して行く旨の答弁を引き出しました。
また、アンダーパス区間の雨水対策について確認致しました。近年、異常気象等による大雨の被害が全国各地で相次いでおり、アンダーパスでの冠水による事故について事例を紹介するとともに、現状の対策と更なる対応を提言しました。
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