わたしは一般質問では2問質問しました。
やりとりして再度思ったのは、広報力、市民に知ってもらう視点度が低いな、ということでした。
1『子育てで選ばれる街小平となるために』
①子育て施策を市外にアピールすべき
770戸以上の新築ができることを確認しました。
さらに現在販売中の花小金井南のシティハウス小金井公園、小川駅西口のアトラスタワー、萩山のザ・ガーデン小平小川東、合計2500戸以上のホームページを確認すると
子育て世帯にアピールするページがあり
公園・補助金・教育施設の充実をそれぞれ記載していますが
市独自の施策や正確な情報が載っていなくて
市のホームページにもまとまった情報が出ていないことを指摘しました。
給食費無償化や就学児医療費控除所得制限撤廃、保育園学童待機児童ゼロなど
他自治体に比べてやっていることが多いのに非常にもったいない
ホームページや専用冊子、子育てアプリの活用
建築申請時には事業者にアピールできると提案し
前向きに検討いただけそうな答弁をいただきました。
②いじめ対策に「寝屋川モデル」を導入すべき
会派で視察した寝屋川市。
教育だけでなく、人権問題として市長部局に監察課があり、いじめゼロになっていて
それが子育てするならいじめのない教育がいい街、とのアピールにしていることを紹介。
小平市でも市長部局に担当を設置すべきと提案しました。
いじめ通報チラシやアプリなどの単位的な取り組みは導入を検討できるとのことでした。
③大学生に参画してもらおう
自分の子どもや周りに聞くと市に関心があっても、バイトで忙しいと言われます。
各審議会は報酬が12000円ありますが、知られていません。
他市では大学生枠もありますが、一部の学生に偏らないように市民公募時は各大学に知らせていただきたいと提案。
市にインターンしてもらうことや、大学推薦枠で職員試験1次パスなども提案しました。
2『第十一小学校と東部公園プールの更新について』
①十一小学校の更新スケジュール
令和12年から共用開始予定に変わりなく、シーラカンスK&Hに設計事業者決定、
プールは東部公園プール更新の室内温水プールを利用することを確認しました。
②東部公園プール︎更新のコストの考え方
小学校5校が東部公園プールを利用し、萩山公園プールを廃止することのコスト計算し
東部公園プールを更新できることになった。
その上で市が建てるより民間の力を利用する(PFI)の方がコストが良いことを踏まえて
基本的な考え方が出たという、「そもそも」を確認しました。
実施方針では利用学校数が不明で、そもそものコスト計算はどうなったのか?
学校が利用するなら事業としての利用が制限される
市民意見を集めた要望を受け入れる余裕はないのでは?
学校利用がメインで設計するならプールの余剰地活用も提案できるほどの余剰などないのでは?
公園の部分も事業になる提案を受け入れるのか?
と質問しました。
はっきりとした回答がないと思いましたが
市民意見、学校数と授業での使い方、基本的には公園部分は使わないという事項を入れた
「要求水準書」を事業者向けに令和7年1月に公開するとのことでした。
多くの市民要望を集めて聞いていることに対し
学校が使う前提、要求水準書をどうやって作ったかの経緯も市民に説明すべきと指摘しました。
わたしは、もちろんできるなら各学校にプールはあったほうがいいと思いますし
東部公園プールにレジャー要素や、スポーツ施設、カフェなどもあったらいいと思います。
しかし、「学校が授業で利用するから建て直せる」という前提は見過ごせないと思います。
子どもたちの不利益にならないよう、教育を第一にするよう今後もしっかり注意していきます。
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