学校生活と農業支援について伺いました。
(1)コロナ禍における学校生活について
新型コロナウイルスに伴う休校の長期化を受け、
様々な問題・課題が山積しており子どもたちや保護者の不安は大変大きくなっています。
そこで以下伺いました。
■夏休み期間をどうするか、土曜授業を増やすのか等について方針の決定が他市より遅いのではないか。
どうしてこのような時期(5月26日)になったのか。
(答弁)今年の夏の暑さを判断したかった。
2年前のような猛暑酷暑では通学の子供たちの安全に関わる。
(小林)長期予報などを待って、判断したかったとの理由は理解できる。それであるならば現在上記のような理由で検討中であるとの発表があると保護者からも安心があるのではないか
(答弁)決定してからではないと混乱が生じるためお知らせすることはできない。
■休校中にもオンライン授業を希望する声が大変多くあった。
しかしながら小平市においてはほとんど対応しておらず、
問い合わせた保護者に「予定していない」と回答していた。
休校中にオンライン授業をできなかった理由は。
(答弁)既存のネットワークシステムでは小中学校が
一斉に双方向のオンライン授業を行うための環境整備がされていないことが大きな要因。
今後、GIGAスクール構想の高速大容量の通信環境整備を進める。
■「学校再開の時期」や「休校中の登校日について」など小平市の方針決定が遅い。
との保護者の不満がある。小平市教育委員会の方針はどのように決定しているのか。
(答弁)国や都の要請、市内の感染状況を踏まえ、学校と検討を重ねた上で決定
(小林)子どものことを第一に考えて欲しい。子どもの目線、子どもへの配慮等は入らないのか。
(答弁)言葉が足りなかった。もちろん子ども達のことを第一に考えて決定していく。
■文部科学省は学習内容について次年度以降への繰越を容認しました。
学習内容はどのように変更されるのか。
学校格差が生じないようにするにはどのようにするのか。
(答弁)次年度への繰越を行わず本年度に予定されている内容について
年間指導計画を見直し学習できるようにする。
各学校の指導計画の進捗状況を把握し格差が生じないよう指導助言をしていく。
(小林)行事も中止、学習内容も変更なしでは子どもたちが学校へ行く楽しみがなくなってしまうのではないかと懸念している。
(答弁)行事は密にならずにできるものを考えていく。第一に子どものことを考えていきたい
(2)地産地消を進めた学校給食を途切れさせないために農家支援を
学校給食に地場産農産物を使う取り組みは他市に比べて進んでおり、
その割合は3割近くに達しています。
しかし、学校が3月、4月、5月と休校になり、
給食用にと育てていた農産物はあたりまえですが給食に使われることはありませんでした。
学校給食を支えている市内農家への支援策が必要と考え以下伺いました。
■多くの農家は作付けの年間計画を立てており、
「給食用に出荷する」として今現在植え付けが済んでいるものもあります。
学校給食休止に伴いその野菜が行き場を失っています。
ほとんど給食に出荷していた農家にとっては、給食以外にあらたな販路を見つけることが難しいという課題があります。
市としてどのような支援が考えられるか。
(答弁)市の職員向けの販売や小学校での販売などを行なった。
(小林)市の職員も喜んでいたとのことwin-winの関係ができるのは良いと思うのでぜひ取り組みを続けて欲しい
■学校給食センター建て替えに伴い、建て替え期間中は代替給食が提供されます。
代替給食提供事業者に小平産農産物を使用するよう依頼できないか。
(答弁)小平市内では対応できる事業者がいないため
市外の事業者に委託する予定。
あらかじめ食材を適当な大きさにカットして納品するなどの対応が必要になるためJA東京むさしと調整中
市の回答についてぜひ動画配信をご覧ください。
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